2020年4月17日に自宅で演奏した Corcovado です。
ボサノバの曲って、コード進行がひねってあることが多く、かつ同じコードが2小節とか続くことが多いので解釈をはっきりしとかないとうまく演奏できないという難しさがあります。雰囲気的にメカニカルなフレーズとか合わないから絶えず歌うようなメロディーを作っていかないといけないし。
大学生のころ、この曲の2小節目、3小節目にドーンと鎮座する、b13thのディミニッシュがなんかしっくりこず、なんだお前は?状態で適当にやっていました。当時の理論書にはディミニッシュはディミニッシュスケールみたいな説明しかあまりなかったので、それも使ってみたのですが、なんかいきなりメカニカルになるし雰囲気ぶちこわすし。
で、実はハーモニックマイナーの第7和音のディミニッシュなのでハーモニックマイナーを使うのが一番しっくりくるのよな、というのを発見して、もう理論書には頼らん、という姿勢が生まれたのは有名な話。
この動画ではピアノの録音にどうやら Rode NT1 A コンデンサーマイクをつかってますね。
最近はピアノとサックスを別録りするときは Shure KSM 44 A を二本使ってるのですが、正直 Rode NT1 A でも十分いい音するなあ。Rode の方が全然安いのに。なので、おすすめです、このマイク。コスパ最強。
