2020年6月4日に自宅で演奏した Love For Sale です。
個人的にはマイルスデイビスの 「1958マイルス」に入っている Love For Sale が大好きなのですが、
自分が演奏するときにはどうしても早いテンポで爽快に勢いよくやってしまいます。
ピアノに使っているコンデンサーマイクは Rode NT1 A ですが、サックスには Shure の KSM 44A という少々お高いマイクを使っています。
サックスのようにダイナミクスの大きい、しかも様々な複雑な倍音を含んでいる楽器を録音するにはラージダイアフラムのコンデンサーが適しています。ラージダイアフラムのほうがスモールダイアフラムよりダイナミクスが小さくなるのでもともとダイナミクスが大きい楽器を圧縮できるわけです。また、倍音がたくさん録れる一方でノイズもたくさんとれてしまうので後からミックスで調性が必要になってくるのですが、サックスはノイズ自体が音の構成要素となっているのでノイズも大事なのですよね。
