2020年6月16日に自宅で演奏した Danny Boy です。
有名な曲ですが、意外とそんなに演奏の機会が多くない Danny Boy です。
ホテルなどで演奏しているとよくリクエストがかかる曲でもあります。
ジャズバラードというより、ブルース的なバラードのアプローチの方がしっくりくるような気がします。
サックスを録音するときに使用しているのは Shure の KSM 44A というコンデンサーマイクです。


ナッシュビルのベルモント大学のMBAで音楽ビジネスを勉強していた時、レコーディング関連の授業もとっていたのですが、サックスを録るならラージダイアフラムとひたすら言われ続けたことを覚えています。このマイクがまさにラージダイアフラムのマイクです。
ラージダイアフラムは低音が豊かにとれ、高音が薄れ気味になるという特性を持っており、低音に比べて高音が目立ちやすいサックスにはちょうどいいわけです。また、ものすごく小さいノイズ的な音もとってくれるため、細かいニュアンスを記録しやすいという利点もあります。