2021年6月27日にテナーで演奏した Red Baron です。
Red Baron というビリーコブハムの曲は日本ではあまり演奏されませんが、米国ではセッション曲としてとても有名です。
Gm7 C7 の2コードを延々と繰り返してるだけの曲なのですが、いろいろなアプローチでアドリブができるので、わりと頭を使います。
コードがどんどん変わる曲というのはコードが自然に展開を導いてくれるところもあるので、そこは楽だったりするのですが、コードが変わらない曲でのアドリブは道のない平原を自由にドライブしましょう、みたいな感じなので自分で道を作っていかないといけません。それが楽しいところなんですけども。
上記の動画の演奏では、変形ペンタトニックを使用して展開をつくっていくアプローチをやっています。
テナーで使用しているのはみんな大好き Vandoren の V16 というリードです。
リンク先は3 1/2 の硬さですが、私は4番の硬さのものを使ってます。かなり標準より固めなのですが、V16というリードは比較的先端部分が振動するようにできているので、それほど吹くのが大変ではありません。特にマウスピースを浅くくわえて吹く人には向いていると思います。