2022年9月2日に自由が丘ハイフンで演奏した Tennessee Waltz です。
ギターは稲岡吾郎さん ピアノは一戸智之さん ドラムは今成英樹さん ベースは鴻野暁司さん
私の第二の故郷、いや、第三の故郷のテネシー州にいつも捧げているテネシーワルツです。
第2の故郷は中学のときに3年間住んでいた香港です。
住みやすいのはテネシーでしたが、中学生の私にとってとても刺激的だったのは香港でした。
香港ではタクシー代がものすごく安かったので中学生の分際でタクシーを乗り回して香港中を遊び回っていました。
私が住んでいたのは香港島の北角というところで、山の上にありました。そこを下っていくと日本でいう渋谷のような位置づけの銅鑼湾(とんろーわん)という繁華街に出ます。学校が終わるとそこにみんなで繰り出し、ゲームセンターや漫画の立ち読み、マックで買い食い、のような楽しい時間を過ごしていたのです。というか、日本でも香港でも中学生のやることは変わらん。
上記の動画でも使用していますが、各トラックに Waves の Non Linear Summer というプラグインを通しています。
このプラグイン、アナログコンソールに生じる、各トラックの電圧の違いなどによる倍音の歪みを表現してくれるもので、かなりマニアックな種類に分類されます。しかし、あるのとないのでは雲泥の差。電気も自然の一部なので、揺らぎがあります。人間はこの揺らぎを無意識に感じ取って生活しているため、揺らぎのない音、デジタルの音にはなんとなく違和感を感じてしまうのですよね。それを解消してくれるプラグインだと思って使っております。
Diamond というバンドルに入っています。