2022年9月2日に自由が丘ハイフンで演奏した I Left My Heart In San Francisco です。
ピアノは一戸智之さん ギターは稲岡吾郎さん ベースは鴻野暁司さん ドラムは今成英樹さん
バラードで演奏されることも多く、加山雄三さんの歌でも有名な 思い出のサンフランシスコ ですが、スムーズジャズ、または LA フュージョンのようなリズムでやってみました。
サンフランシスコなのLAという、千葉なのに東京ディズニーランドみたいなアレンジです。
ソプラノサックスは Yamaha の YSS 82ZR というネックが曲がったモデルをつかっています。
このライブの時も、AKG C519 ML に Forcusrite ISA One のマイクプリアンプというセッティングで、マイクはベルの中に向けて直接つけてとっていたのですが、わりとまとまりのある音でよかったと思います。
特にネックが曲がったタイプは上と下二本のマイクでとることが多いのですが、この音色なら一本で大満足です。
YSS 82ZR はジャズ向きのソプラノサックスということで、テーパーがきつく設計されており、口で音程をとらないといけない範囲がものすごく広いのですが、音程を自由にかえられるという利点ともいえます。うまく吹けないと音程がすごいことになるという危険性もはらんでいますが。
そのうえ、ネックが曲がっているので少し抵抗感が強く、口の圧力をストレートネックの YSS82Zよりも必要とします。そこが、締まった音がして私が好きなところなのですが、ストレートネックのほうがもう少し柔らかく、ポーンとした音が鳴るのでそちらが好きな人もいると思います。