tohoシネマズの1ヶ月フリーパスポートが16日で切れるので片っ端からやってる映画をみてるのですが、今回はデビルズダブルという映画をみました。
これは、イラクのフセイン大統領の息子のウダイの影武者だった実在の人物のお話。というか、原作書いてるのがこの本人。
しっかし、このウダイという男、フセイン大統領も生まれた時に殺しておけばよかったと言うほど手を焼いた長男で、殺人、強姦やりたい放題の究極のドラ息子。
イラクで成績不信のオリンピック選手を拷問した施設が見つかったことがありましたが、その首謀者はオリンピック委員長もやっていたウダイだったわけですね。
実話だったということが信じられなくなるような悪行の数々に亡命した作者が良く今まで無事でいられたなあと思ってしまいました。今はアイルランドにいるそうです。
なかなか戦時下のイラク内部を描いた作品も珍しいので、すごく面白かった。