先日テナーについて書いたので、今日は私の使っているテナーのマウスピースについて書きます。
現在、使っているのは、ゲイリーシュガルというマウスピースのKW2というモデルです。オープニングは8スター。昔から私の理想は4ビートでもラテンでもフュージョンでもファンクでも同じマウスピースで対応したいということでした。それにはものすごく音色と音量の許容範囲の広いマウスピースでなければなりません。
オットーリンクの8スターからはじめ、その次はデイヴガーデラのスーパーキングを使っていましたが、渡米していた7年ほど前、ゲイリーシュガルのKW 1オープニング7スターというマウスピースをいたく気に入ってしまい、乗り換えてからというものの、ずっとこのメーカーのものを使ってます。
3年ほど前からよりバッフルが高く、アタックも強いKW2の8スターに変えてからずっとそのモデルですが、スペアが欲しくなり、昨年末全く同じものを発注しました。
そして、届いたのですが、これがいい方向に全く同じではない吹奏感だったため、それをずっと使っております。
ゲイリーシュガルの特徴はマウスピース自体の重量が重く、チェンバーがものすごく広いくせにバッフルがめちゃくちゃ高いという点です。なので息の入れ方によってすぐ音が変わるという面白さがあるのです。
日本にはあまり入ってこないマウスピースですが、万が一見かけたときは、是非吹いてみてください。変わったマウスピースです。