ソプラノサックスのネックにはカーブドとストレートの二種類がありますが、皆さんはどっちをお使いでしょうか?
私のは脱着可能のネックなのでやろうと思えば曲によって替えることも可能なのですが、結局カーブドばかり使ってます。
ストレートの方はその形の通り、まっすぐで明るい音がします。アタックとリリースの音色の差が少ないため、一音の伸びのある感じ。音量もでます。
カーブドの方は丸く、柔らかい音がする感じ。アタックとリリースの音色が結構違うので、複雑な音の繋がりになります。
私には、カーブドの方がメロデイックに吹けるので、常にカーブドを使ってます。また、右手を前に出してらかなり水平に近くソプラノを吹くのでカーブドネックの方が右腕が楽ということもあります。ショーターもブランフォードもカーブドだしねー。
ストレートにメカニカルなフレーズを吹くにはストレートネックがいいんではないでしょうか?コルトレーンもデイブ リーブマンもそうですし。
でも、メロデイックなグローバーワシントンジュニアはストレートネックだなあ。
カーブドの欠点ってストレート以上に音が分散するので、マイクで拾うのが難しいことね。私はライブの時は上から狙って、運指のところを常にマイクが拾えるよう、自分が動く方法をとってます。結構疲れますが、今のところこれが一番よく録れるの。
ところで、ソプラノのヤマハ82Z がでたらしいけど、評判はどうなのかしら?私のもヤマハだけど675なのです。でも、ソプラノって音程さえとりやすければ、音色はテナー、アルト以上に奏者次第だからなー。