by yuta122577 ライブ情報/プロフィール/メール
~プロフィール~
久住 祐太 くすみ ゆうた (Ts, As, Ss) 東京出身 香港在住時に13歳でサックスを始める。 青山学院大学在学中に プロとしての活動を開始。 都内ジャズクラブでの演奏のほか サポートメンバーとして数々のバンドに参加。 2004年1月渡米。 テネシー州 Nashville のBelmont University にて 音楽ビジネス専攻のMBAを学び 作曲、編曲等も学ぶ。 学業のかたわら同大学ではサックス講師も勤める。 2005年 MBA in Music Business 取得。 帰国後は自身のカルテットを中心に活動を再開。 東横線田園調布駅最寄にサックス教室を設立いたしました。出張もします。初心者からプロ志向の方までわかりやすくサックスレッスンいたします。 ホームページはYuta Kusumi School Of Saxophoneです。どこへでも出張します!生徒随時募集中!!! ご連絡はこちらへお願いいたします。 ~ライブ情報~ 秋のファミコンジャズクインテットやります! 京都にミュージアムもオープン予定ですね!大人気スーパーマリオブラザーズの曲をはじめ、ファミコン、スーパーファミコンの往年の名曲を、ファミコン世代ジャズミュージシャンたちのアレンジで演奏しますー!! 大人も子供もみなさんぜひお越しください。 2024年10月11日金曜日 ファミコンジャズクインテット 19時開場 19時30分開演 ミュージックチャージ 3000円+2オーダー (未就学児はチャージ無料ミニマムオーダーなし 未成年はチャージ2000円+1オーダー) 自由が丘ハイフン 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1丁目26−9 三笠ビル B1 Tel; 03-3723-2251 久住 祐太(弟) Ts 安部 哲哉(兄)As 澤井 夏海(プリンセス)P 古舘 恒也(毒キノコ)Bass 松尾 啓司(カメ)Drums 同時に配信ライブもやります。 配信チケットは2000円ですが、ご購入いただいた方には当日のライブの動画ファイルをまるっと差し上げます。配信チケットは以下のリンクよりご購入ください。 https://peatix.com/event/4151732 最新のコメント
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さて、約半年さぼっていましたが、経営戦略の教科書とジャズおよび音楽関連ビジネスを対比させていくこの作業、再開しようと思います。
前回の記事はこちら。 で、Functional Strategy (機能別戦略)に入ってまず一つ目の項目。 今回はProduction-Operations-Manufacturing Strategies;POM Strategies (生産戦略) についてです。 ビジネスにおいては形ある商品だけでなく、形のないサービスも含めて何かしら”生産”し、販売するという行為が必要不可欠です。その生産過程に明確な戦略を持つことは組織の競争優位を確立するために非常に重要です。 ちなみに、Production (生産)という言葉は The process of creating goods and services in which organizational inputs (resources) are transformed into outputs/ 組織のインプット(リソース)がアウトプットへと変換されることで商品やサービスを創造するプロセス と定義されています。音楽の演奏の場合は”バンドおよび個人のミュージシャンとしての技量や才能”というインプットが”空気の振動=音”というアウトプットへと変換されることによって生まれる音楽というサービスを提供するわけですね。 Production Process Strategies 組織によってリソースの商品やサービスへの変換過程は様々です。その過程においてコストや資源に制限がある中、いかに顧客の要望に答えるかという戦略がまず必要です。これには3種類の戦略が考えられます。 (1) Process Focused プロセスに注目して効率化をはかる方法。多品種多量の商品、サービスを生産する業態に有効です。(例;レストラン、心臓移植、オーダー制の印刷サービス、大型船クルーズなど) (2) Product Focused 商品やサービスに注目して効率化をはかる方法。少品種多量の商品、サービスを生産する業態に有効。(例;鉄鋼業、紙パルプ工業、電球メーカー、パン製造など) (3) Repetitive Focused プロセスと商品、サービス両方に注目し、平準化できる部分を見つけて効率化をはかる方法。基準化された部品を組み合わせることによって生産される商品やサービスに適用できます。(例;自動車、テレビ、ファーストフードなど) 上記の3つの視点からの効率化により低コストかつ高いクオリティ、そして顧客のニーズにより適した商品やサービスを生産することができれば、それは組織にとって競争優位になりえるわけです。 演奏活動の場合、”要求される音楽の種類”によって音楽を生産するプロセスを最適化する必要があります。つまりジャズが要求されるならばジャズというアウトプットに適したプロセス(バンド編成、ミュージシャンの選択)が必要なわけですが、1回のコンサートで様々なジャンルを要求されることはあまりないため、少品種多量という視点からProduct Focused な効率化を図るのが最適だと思われます。効率化という意味においては自分および自分のバンドが演奏するジャンルを絞った方がいいというわけです。その要求される種類の音楽を低コスト、高クオリティ、そしてニーズに適した形で提供できることを追及すればそれが競争優位になることでしょう。 Capacity Strategies 設備のサイズやその設備がいかに効率よく使われているかに注目することは競争優位を確立するために非常に重要です。 (1)Demand Management ”需要”に応じたスタッフの増減(雇用や解雇等)や設備の調整(設備の購入、売却、リース)、ワークフローの効率化、または生産効率から見た商品自体の改良。 (2) Capacity Management 損益分岐点の把握も含めた既存の設備使用状況の効率化。 また、この戦略には将来必要とされるキャパシティの策定も必要です。例えば航空会社の場合ニーズが増えて急に機体だけ増やしてもパイロットやアテンダントの育成が間に合わなければクオリティの高いサービスをすぐには提供できません。 演奏活動の場合、これはまさに各自が使う”楽器”が必要とされる音楽を生み出すために効率よく使用されているかどうか?という点に置き換えられると思います。楽器の費用、そしてランニングコストを考えた上でそれに対応する売り上げが損益分岐点を越えているかどうか?またその楽器のポテンシャルを十分に引き出しているか?また要求される、自らが望む音楽を生み出すために適した楽器かどうか?という視点で考えるといいでしょう。 Location Strategies オペレーションをどこに置くかというのは組織にとってとても重要です。それが工場であっても販売所、営業所であってもロケーションによって売り上げやコストは大きく変わります。Location Strategy の目的は特定のエリアに関連した利益を最大化し、コストを最小化することです。 演奏活動の場合、どこで演奏すれば売り上げを最大化できるか?またはリハーサル場所、練習場所をどこにすればコストを最小化できるか?ということから”自分がどこに住めば最小コストで演奏活動を行えるか?”という点などが当てはまるでしょう。 Work Design Strategies 誰が何をやるのか?といった点もPOM の機能にとって重要です。人材の適材適所という戦略です。 演奏活動の場合、誰がどの楽器を演奏するのかということは当たり前のことですが、ある特定のジャンルにはどのミュージシャンが適切か?またあるミュージシャンに対してどのミュージシャンが相性が合うのか?ということを常に考えなくてはいけません。ミュージシャン同士の相性というのは時に音楽を大きく左右する要素となります。 Layout Strategies 生産プロセスでの設備のレイアウトはオペレーションの効率性を大きく左右します。この戦略での目的はそのプロセスにおける設備とキャパシティ、仕事環境、立地条件を経済的かつ商品のデザインに適したものにすることです。レイアウトには以下の6つがあります。 (1)Fixed-positon Layout これは商品が動かず、労働者や設備がその場所へ出向くことで生産が行われるレイアウトです。(例;橋やビルなどの建設、飛行機の製造、石油の掘削など) (2)Process-oriented Layout 多品種少量生産の業態によくあるレイアウトでサービスや商品を生産するプロセスに着目したレイアウト。サービスを受け取る側が動く場合が多い。(例;病院、カフェテリアキッチンなど) (3)Office Layout 労働者や設備が発する情報の流れによって商品、サービスが生まれる業態でのレイアウト。いわゆるオフィスと呼ばれる形態。(例;保険会社、広告代理店、ソフトウェア制作会社など) (4)Retail-service Layout これは顧客の要求、行動特性に合わせて人材や設備を配置するレイアウトです。面積あたりの売り上げを最大化する事に着目します。(例;グロッサリーストア、デパートなど) (5)Warehouse Layout 倉庫でのスペースと商品の補完コストの最適なトレードオフに着目したレイアウト。(例:倉庫、流通拠点など) (6)Product-oriented Layout 少品種多量生産の業態によくあるレイアウトで、反復と連続性の多い生産過程で人材と機械の利用環境を最大化することを目的とします。(例;商品のパッキング作業、テレビの組み立て工程など) さて、演奏活動の場合どれに当てはまるでしょうか?音楽というサービスを提供する、”演奏”という生産行為においては少品種多量生産の Product-oriented layout が意外にも当てはまるのではないでしょうか?バンドにおいてもドラムなどの大きな音量の楽器、またベースなどの低音楽器(低周波は波の回折により高周波より遠方へ届きやすい)が常に後方に配置されメロディ楽器が視覚的にも目立つ前方に位置するといったレイアウトをとっています。これは音楽を聴く側にとってもバランスがいいだけではなく、メロディ楽器はリズムと低音をよく聞く必要があるため演奏者にとっても音楽を反復かつ連続的に”生産”しやすいレイアウトといってよいでしょう。ただしPAの設備がある場合、モニターを足元に配置することにより様々なレイアウトが可能ですが、その場合はモニターの音質、指向性も含め最適な位置関係をリハーサルで綿密に調整する必要があります。そう考えるとステージ上のレイアウトって洗い出してみればものすごく合理的にすることができるかもしれませんね。
by yuta122577
| 2010-12-20 10:25
| 経営戦略とジャズ
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